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物流事業に対するコロナ影響について

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物流コラムをご覧いただきまして誠にありがとうございます。

本日は物流事業に対するコロナ影響についてのお話しです。

 

ついに物流事業にもコロナの影響が来ました。

まずは日本郵便から国際郵便物の一時引受停止国・地域のお知らせです。

幸い、アメリカやカナダなどは輸出禁止区域には入っていないようです。

しかし、同日発表されている各国・地域における郵便物の取扱い状況等についてのお知らせを見てみると

「日本から発送するまでに遅延が生じています。」との記載がありました。

 

連日ニューヨークのロックダウンのニュースなどが出ており、コロナ感染者数も世界一になっておりますのでそれもそのはずですね。

恐らく、アメリカを一時引受停止国としてしまうと日本郵便としての対外的な評価を落としてしまうことを気にして仕方なく、遅延と表記する他なかったのではないかと推察します。

 

PW物流が独自に郵便局担当者に電話でコンタクトを取ったところ、

一時引受停止国のリストにアメリカ、カナダが無い理由は「可」の地域と「不可」の地域が
混在しているせいではないかとコメントされていました。

 

確かに今、ニューヨーク宛てに送ってもいつ配達されるか分からない状況ですが、
感染者が出ていない州もあるらしくそちらはすんなり配達になるのでしょう。

 

また、現在、郵便局としては発送後に未配達になってしまっている引受郵便物について
相当頭を悩ませているみたいでした。
(正直なところこれ以上悩みの種を抱えたくないのだろうなというのが話していて伝わりました。)

 

まとめますと、一時引受停止国にない地域への配送は郵便局として引受は可能であるが、

リストは日々変化しまし、お届け日数も分からず(もちろん遅延が大前提)であり、

戻ってきてしまう可能性も非常に高いとのことでした。

 

 

そこでPW物流としてはサービスの品質担保が出来ないことから2020年4月2日に海外輸出向けの輸送会社として

日本郵便の取り扱いを当面休止とし、FedEXを利用することを決断するに至りました。

 

実はFedEXも緊急時割増金ということで実質の値上げをしてきているのですが、幸いにも輸送禁止国は2020年4月2日時点では

発表されておりません。

また、もともと自社航空便をもっているため、日本郵便と違い遅延が起きにくいという性質を持っております。

※それでも多少の遅延は発生することはありますし、今現在、FedEXの需要が急増しており、需要ひっ迫による遅延という別の

事情が出てきてしまっているようです。

 

そのような状況を受けて、PW物流も海外配送料金表を改定せざるを得なくなり、大変恐縮ではございますが、2kg以下の低重量帯において若干の値上げを行いました。

逆に高重量帯はPW物流内の努力によって配送料据え置きを実現しております。

 

なんとか皆様のビジネスを継続できるよう微力ながら応援させて頂く次第です。

 

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

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